18日、甲子園ボウルで学生チャンピオンに輝き、立命館に並ぶ学生最多7回目の出場を果たした関西学院大学。そして19日ジャパンエックスボウルでパナソニックに並ぶ社会人最多6度目の出場を決めたオービックシーガルズ。ともにフットボール界を代表する強豪チームが顔を揃えた。
冒頭、日本協会浅田理事長から実績、伝統を併せ持つ両チームは日本フットボール界の頂覇権を争うに相応しい対戦、是非素晴らしい戦いを期待しているという挨拶があり、引き続き両チーム出席者が、抱負を語って頂き、記者の質問に答えました。
攻撃に於いてはQB畑がどれだけ頑張れるか、守備は全員で止めに行くしかない。そして大西のFGとパント、これで良い戦いに持ち込みたい。
そして学生相手にあまり激しいプレーをしないで欲しいと、場内を和ませた。
オービックシーガルズ ヘッドコーチ 大橋誠
関西学院大学は長い歴史を持ち、フットボール選手にとって誰もが一度は目標にした事のあるチーム。一度は戦ってみたいと思っていたファイターズにこの大舞台で戦える事がとても嬉しい。
ファイターズは、よく考え抜かれたプレーを全員でやりきる、という印象を持っていて精神的な強さを感じる。
シーガルズは攻撃ではやはりQBの菅原がどれだけうまくオフェンスをリードできるか。
守備では主将、古庄と塚田の多彩なLB陣の活躍、そしてK金親の精度に期待したい。そして、鳥内監督には心理戦で既にやられている、とこちらもひと言。
関西学院大学ファイターズ 主将 RB 松岡正樹
昨晩のJXBを観て、正直その激しさに驚いている。しかしここまで来た以上引く訳にはいかない。我々には人数的なアドバンテージがある、そして一年間頑張ってきたこのチームには自信を持っている。全力で頑張りたい。
オービックシーガルズ 主将 LB 古庄直樹
関西学院大学には4年生で敗戦し、悔しい思いのまま卒業している(立命館大卒)。今年の関学大×立命大は互角の戦いを予想していたが、あの圧勝に驚いた。あらためてファイターズの取り組みの素晴らしさを実感した。この大舞台で対戦の機会に恵まれた、絶対に勝ちたい。