アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯「第７２回ライスボウル」は来年１月３日、東京ドームで行われるが、記者発表が１８日、都内で行われた。

　対戦は、３年連続４度目の出場で４度目の優勝を狙う富士通フロンティアーズと、２年ぶり１２度目の出場で１７年ぶり２度目の日本一を目指す関学大ファイターズ。過去２度の対戦では富士通が、２０１５年３３―２４、２０１７年３０―１３で勝利しているが、今回はどうなるか注目される。

　関学大・鳥内秀晃監督（６０）は「今年のチームは、４年生が”ライスボウルに勝って日本一”を目標に掲げ、やっとスタート地点についた。相手には規格外の選手が多いが、準備して頑張りたい」と勝利に意欲を見せた。

　対する富士通・藤田智ヘッドコーチ（５１）は「関学さんには、学生のコーチの頃から勉強させていただいている。しんどいシーズンだったが、（試合まで）時間をもらえたので、１歩でも２歩でも進みたい」と謙虚な姿勢で勝利を誓った