4年連続出場の関西学院VS初出場の富士通、ライスボウル記者発表会

　2015年1月3日（土）に東京ドームで開催されるアメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯「第68回ライスボウル」の記者発表会が16日に行われた。

　4年連続10回目の出場となる関西学院大学ファイターズ（学生代表チーム）と初出場の富士通フロンティアーズ（社会人代表チーム）が日本一の座をかけて対決。両チームのHCと主将が意気込みを語った。

　関西学院大学の鳥内秀晃HCは「またこの場所に戻って来られて光栄に思っております。これまで3年間ライスボウルでは負けているので、今回は勝てるように準備したい」とコメント。対戦相手で警戒している選手については「QBのキャメロン選手とランナー。外国人選手がいっぱいいるのでプレイ制限をしてもらいたい」と会場の笑いを誘うも、「QBをはじめみんな頑張らないと勝負にならない。3年連続で敗れていますが、今年のチームもライスボウルに出て社会人を倒したいといっているので叶えられるようにしたい」と話した。主将のランニングバック（RB）鷺野聡も「3年間負け続けてきましたが、勝つことを目標としているので最後までしっかり食らいついて必ず勝って終わりたい」と大学生として最後のチャンスに闘志を燃やした。

　富士通の藤田智HCは「昨日社会人初優勝を決めたばかりで正直なところ、まだ呆けてます」と前日のジャパンXボウル勝利の余韻が残っているようだが、「週末集まるときには次の試合に向けて切り替えたい。攻撃と守備、個々のクセやシグナルはバレていると思うので、コーチ同士の戦いでは分がない。選手たちにがんばってもらって、ど根性フットボールで勝ちたいと思います」と気合を入れた。主将のディフェンスバック（DB）今井善教は「今までやってきたこと全てを出す。今年のチームとしては最後の試合なので自分たちの信じることを貫き通したい」と語った。

　アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯「第68回ライスボウル」は2015年1月3日（土）東京ドームにて14時キックオフ（関西学院大学が1塁側、富士通が3塁側）。ハーフタイムショーでは総勢140名のマーチングバンド「YOKOHAMA ROBINS」が演奏を披露する。チケットはローソンチケット、チケットぴあ、e+（イープラス）、CNプレイガイド、その他コンビニエンスストア等でお買い求め可能となっている。